地震爆発論学会

(Society of Earthquake Detonation Theory: 略称SEDeT)

設立に当たって

 

  地震爆発論学会の初代会長に推挙されました石田昭でございます。地震爆発論の原型が誕生してから、かれこれ25年が経過しました。
    大学(名古屋工業大学土木工学教室)に在職中に断層地震説に疑問を抱き、地震の本当の原因は、地下の水がマグマの高熱に接し、解離現象を起こして酸素と水素に分離すること、その水素が爆発してまた水に戻ること、これが繰り返し起きていることが地震の真相ではないのかと考えたのがきっかけでした。

 幸い、日本には小川琢治、石本巳四雄らの先覚者がおられ、洞察に満ちた研究を残しておられたことが、理論展開の大きな支えとなりました。気象庁の高木聖技官の研究にも勇気を与えられました。
  研究の成果が出る前の平成元年に、理想国家の建設を目指すある運動に関与することになり、大学を辞めることとなりました。以来、二十数年、地震予知観測網の構築、活断層調査無用論の提言、CO2地中封入プロジェクト(CCS)の危険性提言などを行ってきましたが、一研究所の所長発言では影響力を発揮することはできませんでした。また、プレート論や弾性反発論を信奉される方からの激しい揶揄の言葉に意気が沈むようなこともありました。


  しかし、ここにきて、脱原発運動が国民的な支持を受けるようになったこと、そして、原発敷地内の活断層疑惑が生じたこと、などから各地の原発が廃炉に追い込まれるような機運が出てきました。つまり、地震の知識が国政を左右する事態に至り、「間違いだらけの地震学が国家を滅ぼす」のではないかと危惧される状況になってきました。
 

  そこで、一研究所(石田地震科学研究所)からの提言という形ではなく、地震爆発論に賛同を得られた方々からの社会的提言という形で、一段と強く、高い、発言力・影響力を持つために、地震爆発論学会を設立することを決意いたしました。

  幸い、多くの賛同者から、早期に設立すべしとの声も得られ、ここに、学会設立が可能となりましたことを嬉しく思っております

 勿論、今後とも、地震現象の解明に向け、また地震予知法の確立に向けて鋭意研究を継続していかなければなりません。そして、皆様方とともに、地震学の完成を目指してまいりたいと念願しております。


  どうか、趣旨を汲み取りいただきまして、一人でも多くの方が地震爆発論学会へご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

2012年9月1日

「地震爆発論学会」初代会長

石田地震科学研究所所長 工学博士

石田 昭

 

 

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